大手給食会社と何が違う?小規模な社員食堂・施設に向いている給食会社の選び方

 

給食会社の新規開発営業という仕事をしていると「ウチみたいな小さな施設をやってくれる給食会社はないと思っている」「30食しかない社員食堂なので古くからやってくれている業者から変えられない」といった声を聞くことがあります。
食数規模の小ささを理由に委託化や業者変更を見送るのです。

 

給食会社は相応の食数規模がないと受託しないという先入観があるようです。
確かにその先入観はまったくのデタラメというわけではありません。
業界大手の給食会社の中には、一定の食数規模以下の施設や社食を積極的に請け負わないようにしている会社があります。
大手給食会社は食品会社と物流会社を傘下にかかえていて、どうしても大型の事業所にあわせた展開をせざるをえないため、小さな給食事業への対応が難しいのです。

例えば30食の社員食堂に、ケースで100個単位の食材が届けられたら…同じメニューが続いてしまいますよね。
また物流の効率性を重視する傾向もあります。
同じ時間と手間をかけて1ケース届けるのと20ケース届けるのなら、どちらの効率がいいかは明らかです。
こうした大手給食会社の傾向が「給食会社は小さな現場はやらない」という先入観につながっているのかもしれません。

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実際は違います。

小さな施設や小規模の社員食堂も、給食会社は受託します。
小規模な食堂の運営に長けた給食会社もあります。
「全国展開していない給食会社」「地元(または近い市町村)に本社を設置している給食会社」であれば、小規模の食堂でも受託できる可能性が高い給食会社といえるでしょう。

 

もう一点、小規模な施設や社食で委託化や業者変更を考えるときにネックになるのは「かえってコストがかかってしまうのではないか」という点でしょう。
一概には言えませんが、現場に設置する人員構成が同じであれば労務費はそれほど変わらないと思われます。
マネジメント料(一般管理費)は発生しますが、そのかわりに栄養バランスが取れて最近のトレンドを取り入れたメニューと、運営スタッフによる調理指導・衛生指導といったメリットもあります。
また、欠員が発生したときの苦労もなくなります。
もしかしたら、食材コストも下がる可能性もあります。

 

単純にコストが上がると考えるのではなく、得られるメリットを考慮して判断してはいかがでしょうか。
まずは地元に本社をかまえている給食会社の話を聞くことからはじめてみてはいかがでしょうか。

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