おいしい社員食堂の創り方

「食堂の食事に満足していますか？」
「食堂のお悩みはどのように解決していますか？」
　そんな疑問にお応えします。

１．意見箱からお客様の声

お客様の声をいち早く反映する為に、各食堂テーブルに「ご意見用紙」を設置しております。
なぜなら、アンケートとは違い、お客様が何時でも、気軽にご意見・ご要望を寄せることが出来るからです。
お客様からもとても好評でよりよい食堂運営に役立っております。

今回はその中でもお客様から寄せられる事の多い内容ベスト３を挙げてみました。

頂いたご意見・ご要望については、所長（責任者調理師）、担当マネージャー、担当栄養士とで相談し回答をまとめ、毎月１回お客様食堂担当へ提出、報告を行うと共に、食堂に掲示する形が基本スタイルとなっております。

もちろん直ぐにでも対応、改善出来る内容についてはその場で実施いたします。

意見箱を設置することで率直なお客様の声が聴けると同時に問題に対していち早く対応出来、解決することが可能となり、お客様との信頼関係に繋がっております。

また、食事提供に携わる食堂スタッフのモチベーションのアップ、達成感にも繋がっております。

最近ではこんなご意見が寄せられました。

Ｑ　売切れがたまにあるがどのように数を設定しているのか？売切れを無くすことは出来ないのか？

Ａ　サイクルメニューを取り入れている為、過去の実績データを基にその日の他メニューとの組合せや天候などを考え、食数設定を行っております。
食数の見誤りや傾向が違い、早くに売切れが発生してしまった場合などは、追加調理にて対応しております。

Ｑ　先日食べに行ったタイ料理が美味しかったので食堂でも出して欲しい。

Ａ　リクエストメニューとして来月のメニューに組込んでご提供いたします。

このようなやりとりを日々行っており、食堂利用のお客様とコミュニケーションを取っております。

２．事業所巡回食べ歩き

事業所巡回時の試食もマネージャーの大切な仕事のひとつです。

私が担当するある事業所ではチャーシューメンが大人気です。
他の麺メニューとローテーションでの提供となる為、月に約５日間の実施となることもあり、提供日には通常ラーメンの１.５倍のお客様で長蛇の列となります。

人気の秘密は長時間掛けて煮込んだ手作りチャーシュー、所長が「美味しい」と通い詰めたラーメン屋の店主に頼み込んで伝授してもらった手作りチャーシューが惜しみなく盛られており、お客様の心を掴んで放しません。

その量なんと１２０ｇ！（４０ｇ×３枚）
このクオリティーで４００円は安い！

是非皆様にもお届けしたい逸品です。
よしっ、来月も食べに行こう。