社員食堂で行われている、具体的なソーシャルディスタンスの取り組み

今回は皆様もよく耳にしたことがあると思いますが、ソーシャルディスタンス(社会的距離)について、ケイ・エフ・ケイの業務である事業所給食、特に社員食堂を例に、書いてみようと思います。

・ソーシャルディスタンスとは

まず、ソーシャルディスタンスについてほとんどの方は理解されていると思いますが改めて述べさせて頂きたいと思います。

新型コロナウイルスの場合、ウイルスを保有していても症状の出ない、いわゆる無症状の方もおります。
そのため、感染していると気づかずに人と接触してしまい、知らないうちに自分自身がクラスターとなってしまう危険性があります。

また、自分への感染を防ぐためにも、人と人との距離(社会的距離)の確保ということからソーシャルディスタンスが提唱されています。

 

・では一体、どのくらいの距離を取ればよいのでしょうか

感染経路の一つである飛沫感染はくしゃみやせきによる飛沫によって他者へ感染させてしまいます。

厚生労働省では、保つべき相手との距離としてできるだけ2m(最低1m)空けることを推奨しています。
距離感でいうと、互いに手を伸ばして届く距離が大体2mであるとされています。

 

・社員食堂では

この記事を書いている時点では、新型コロナウイルスの影響で日本全国の多くの事業所でテレワークが行なわれております。

ケイ・エフ・ケイは事業所給食を受託運営している会社なので、出勤する方が減ることで業績への影響は否めません。
ですが、現在、休業を余儀なくされている多くの飲食業と比較すれば、ありがたいことに営業は出来ているので、影響は軽微なものといえるでしょう。

 

さて、ソーシャルディスタンスという観点から社員食堂をみてみましょう。

社員食堂には一般の飲食店と異なるところは決められた利用時間内に喫食者が集中するという特徴があります。
ケイ・エフ・ケイでは客先担当者と協議の上、手洗いや消毒の徹底、バイキングの利用停止、食堂を利用する時間をずらす、座席を正面に人がいないよう間隔を空けて横並びにするなどの対策を行なっております。

 

もう一つ社員食堂の特徴として、対面での料理提供があります。

提供時、お客様はカウンター前に並んで料理を受け取りますが、行列が過密にならないように床面にサインを貼るなどして間隔を保つような施策を実施しております。

 

このように、決まった利用時間の中でたくさんのお客様にスムーズにお食事を提供しなければならない社員食堂にとって、ソーシャルディスタンスとの共存は難しい部分はありますが、私たちケイ・エフ・ケイでは、それぞれ規模やレイアウトの異なる客先の状況に合わせて工夫をして対応しております。
しかし、その前提には、まず食事をつくる全ての厨房従業員の衛生意識や普段の行動の徹底があってこそだと思います。

ケイ・エフ・ケイにはお付き合いの長いお客様が多いのも、今までの安全衛生の積み重ねがあるからだと自負しております。

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