このサイトでご紹介しているイチオシメニューで、たまに出てくる「メニューコンテスト受賞料理」。
この「メニューコンテスト」とは、このサイトを運営しているケイ・エフ・ケイが年に何回か行っている、社員食堂部門の社内メニューコンテストのことです。
ちょっと今回は、こちらのメニューコンテストの内容をご紹介させていただこうと思います。
このメニューコンテスト、今回で15回目で、8年ほど前から行っているのだそうです。
コンセプトとしては、「メニューのマンネリ化」や「作業の単調化の解消」の一環として行っているとのことで、毎回テーマを決めて、社員食堂部門の現場スタッフから公募しているとのことでした。
ちなみに今回のテーマは「発酵食品を使用した料理」。
過去には「カレー」や「焼きそば」「魚料理」など色々なコンテストを行っており、筆者も何回か試食に参加させてもらったことがあります。
さて、具体的なコンテストの内容なのですが…。
1. 書類審査
まずは第一次審査として、届いた応募料理のレシピを本社社員食堂部門のスタッフが書類選考し、5品を選びます。
ここから料理を選考していくのですが、審査基準としては…、
- テーマを満たしているか
- 食堂で提供可能なメニューか
- 見た目(彩り・ボリューム)
- インパクト(使用食材・盛付け・量・ネーミング)
- 味(美味しい・特徴的)
- バランス(使用食材・栄養価)
- 価格(内容と価格のバランス・社員食堂で提供できる価格)
と、以上のことから判断するとのことでした。
正直、レシピだけで味などが分かるのか?と思いましたが、長年、食に携わっているスタッフにとっては、経験則と知識から普通に分かりますとのことでした。
失礼いたしました…。
そうした結果、今回書類選考で選ばれたのは、
- チキンキムチ豆腐焼
- 冬にカラダあたたまる酒かす風味のシーフードグラタン
- 腸すっきりプレート鶏肉の甘酒ソース
- チーズダッカルビ風豚キムチと塩こうじのピラフのオムライス
- 鶏むね肉塩こうじからあげ甘酒のチリソースかけ
の5品が選ばれました。
2.試食用料理の作成
書類審査後、後日試食審査を行います。
試食審査当日はコンテスト担当スタッフが調理し、社員食堂部門以外の本社スタッフが試食審査をします。
3.試食会場の設営
試食審査は本社事務所の会議室の一室で行います。
料理は完成品のサンプル用に盛り付けたものと、試食用に小分けしたものを用意し、試食審査の準備をします。
そして最終選考に残った料理の完成品がこちらです。
・チキンキムチ豆腐焼
・冬にカラダあたたまる酒かす風味のシーフードグラタン
・腸すっきりプレート鶏肉の甘酒ソース
・チーズダッカルビ風豚キムチと塩こうじのピラフのオムライス
・鶏むね肉塩こうじからあげ甘酒のチリソースかけ
4.試食審査
審査するのは調理には全く携わらない、ある意味一般のお客様と変わらない本社スタッフや、他部門の栄養士や調理師が行います。
筆者も撮影を行いながら、試食させてもらいました。
5.投票集計・結果発表
とはいえ、コンテストなので優秀料理を決めなくてはなりません。
試食した方々には各料理に順位を付けて投票してもらい、それらを集計して優秀料理上位3品が選ばれることになります。
さて、それでは早速優秀料理に選ばれた3品をご紹介したいと思います…!
・『腸すっきりプレート鶏肉の甘酒ソース』
・『チキンキムチ豆腐焼』
・『チーズタッカルビ風豚キムチと塩こうじピラフのオムライス』
この3品が優秀料理として選ばれました!
おめでとうございます!
ちなみに筆者は「チキンキムチ豆腐焼」に投票いたしました。
さて、今回受賞した料理は3品の内1品を2024年5月のイチオシメニューとして、ケイ・エフ・ケイが受託しているほぼ全ての社員食堂でご提供いたします。
ですので、2024年5月のイチオシメニュー紹介記事は「腸すっきりプレート鶏肉の甘酒ソース」を紹介しています。
よろしければそちらもご覧下さい。
・「栄養士おすすめレシピ♪社員食堂イチオシメニュー!2024.5月号【腸すっきりプレート鶏肉の甘酒ソース】」の記事を読む
社員食堂部門のコンテスト担当スタッフの方々、お疲れ様でした。
そして、日々忙しい中で、沢山のアイデア料理を送っていただいた現場スタッフの方々もありがとうございました!