コロナが5類に移行して初めての年末。
会社の忘年会も復活し、久しぶりに大人数で盛り上がった方もいるのではないでしょうか?
楽しい反面、落ち着いていた体重が増えてしまったという悲鳴も多くなっています。
そこで今回は、増えた体重を元に戻すダイエットのポイントについて、確認してみましょう。
1)毎日体重を測る
体重を測るのは大事と分かっていても、つい目を背けてしまっていませんか?
体重が全然落ちないと嘆く方ほど、体重を測っていない方が多いように見受けられます。
確かに、増えていそうな時に体重計に乗るのは怖い…。
でも、乗らないから体重が減るわけではありません。
まずはどの位増えているのか、きちんと把握をして向き合うことが大切です。
これまでの最高値を記録していたとしても、そこから戻せる自分がすごい!
と思うように、行動していけば良いのです。
測るタイミングは毎日揃えておくこともポイント。
体重は水分量でも大きく変動するため、朝と夜で2kg近く変わることもあります。
お勧めは、朝起きてお手洗いに行った後。
直前の食事や運動の影響を受けにくく、前日からの変化を捉えやすくなります。
そして、変動していた場合、前日の口にした物や生活の状況、排便状況を振り返ることも大切です。
自分の生活の中で、減量のために良かったこと、悪かったことを整理していくと良いでしょう。
中でも、「そんなに辛くないけど、こうしていると体重が減りやすい」というパターンを見つけ出していくと、無理のないダイエットをしやすくなります。
2)野菜をモリモリ食べる
ダイエットの時には、低カロリーな野菜類をたっぷり多めに食べることが重要。
特にアルコールや脂の多い料理が続いた後は、内臓も疲れています。
体に溜まったエネルギーを順調に使っていくために、必要なビタミンは補給しつつも、食物繊維が多い野菜類で体の中のお掃除をしていきましょう。
飲み会続きの後は、便秘になったり、お腹を壊したりなど、お通じの変化を感じることはありませんか?
これは腸内環境が悪化しているサイン。
ここを整えることでヤセ菌が育ち、溜まったエネルギーを消費しやすくしてくれます。
野菜類を増やすことは、腸内環境の改善にも繋がっていきますね。
野菜というと、玉ねぎやキャベツのサラダのみ…という方もいますが、ダイエット時に量を増やしたいのは、小松菜やほうれん草などの色の濃い葉物野菜。
エネルギーを消費する際に必要なビタミン類や、食欲を抑えやすいミネラル類の補給にも貢献します。
ただ、最近の物価高で野菜の値段も高騰し、なかなか買えないという声も…。
特に年末に向けて葉物野菜はグングン値が上がるのも事実です。
そこで、白菜や大根を使ってみてはいかがですか?
カロリーが低く、たっぷり食べても安心♪
今年は価格も落ち着いているので、お財布にも優しい食材です。
白菜は鍋の具にしたり、コンソメ煮にしたり、軽く塩もみして浅漬け風にしたりと、用途も広く使いやすいですね。
大根は消化を助ける食材なので、食べ過ぎた後のリセットにピッタリです。
おでんや豚汁などの煮込みだけでなく、サラダの具材としても使っていきたいですね。
そして、葉っぱは正に色の濃い葉物野菜!
野菜が高いと嘆く方には、ぜひ活用して頂きたいお値打ちもののです。
新鮮な物なら茹でてお浸しに、それが苦手ならごま油で軽く炒めて醤油で味付けると、食べやすくなります。
無駄なく活用して、体に良い節約をして下さいね。
3)水分の多い食事を
偏った食事でお通じが悪くなる原因として、水分不足も考えられます。
1日に必要な量は、食べ物から摂る量も含めて少ない方でも2.3L以上、体の大きい方や運動量の多い方は3Lを超えてくると推定されています。
特に、お酒を飲み過ぎた後は利尿作用が高まるので、いつもより水分を多めに摂るのがお勧めです。
寒いこの時期は、普段の水分補給量も自然と少なくなっているため、意識して増やしてみましょう。
粥やおじや、具沢山のスープに煮込みうどんなどの料理は、水分が摂れて満腹感も高まり、腸内環境も整いやすくなりますね。
ラーメンは塩分や油が多く、むくみの原因にもなりますので、宴会の多い今の時期は控えめにしておきましょう。
そして、食べ物以外の関心ごとを増やすのも大切。
「今日はこの仕事を終わらせよう!」「今日はここを片付けよう」など、集中することがあると、ダラダラ何かを食べ続ける生活になりにくいものです。
週末にモノ作りにハマって減量した方もいましたが、自分の好きな目的を見付けることも、手段の1つになるかもしれません。
早めの現状把握にたっぷりの野菜と水分で、忙しい年末も無理なく身体をリセットして下さいね♪
エミ