実りの秋から、冬支度へ…。冬が旬の食材はこれ!

朝晩の冷え込みも増し、落ち葉の舞い散る季節となってきました。
季節の変わり目ということもあり、風邪を引きやすい時期でもあります。

近年では春と同じく秋にも花粉症の方が多く見うけられるようになりましたね。
適度な運動としっかりとした食事を取り、冬支度を始めましょう。


 

鍋将軍?鍋奉行?

給食では提供が難しい鍋料理ですが、私の一個人の判断で今回は鍋の素材をご紹介いたします。(笑)

・うなぎ
夏(7月)の土用の丑の日が有名ですが、天然ものが本当に旬を迎えるのは冬。
冬を越すために脂肪を蓄えるので、身もやわらかで美味しくなります。
うなぎ、ゴボウ、卵、山椒。名前を聞いただけでニヤけてしまう料理がたくさんありそうですね。

<豆知恵>
夏に食べるうなぎもビタミンを多く含んでいるので、夏バテ予防に良いとされています。
鍋とは無関係でした。(笑)

 

・河豚(フグ)
このフグという響きだけで、やはりニヤけてしまいます。
これから寒くなる2月くらいまでが旬と言われています。
特に産卵前の2月は白子も充実して美味い時期です。

<豆知恵>
素人では調理できません。
自分で食べる分には調理してもよいですが、他人が食べる場合フグ調理師、いわゆる「フグ免許」という資格が必要です。

フグは猛毒のテトロドトキシンを体内に持っています。
フグの毒は同じ部位にあるとは限りません。
例えば最高級品の「トラフグ」は筋肉と皮、そして精巣(白子)には毒はありません。

だからといって個人で調理するのはNGですよ!
今でも年間に数名の死者が出ています。

 

・白菜
鍋奉行の最高の付き人は、このお方の右に出る者はいませんねぇ。(笑)
寒くなり、霜が降りることで甘みが増し、やわらかくなる。
緑の外葉がついたままで、先端がしっかり閉じているのものが新鮮で良いですよ。

<豆知恵>
11~2月が旬。
それ以外の季節のものは栽培時に農薬が使われています。
ですから、いちばん外の葉は捨てて一枚ずつ流水で洗うことをお勧めします。

 

・エノキ
通年スーパーの店頭に並んでいるイメージですが、天然ものの旬は10月、11月。
鍋料理には欠かせない食材ですね!

<豆知恵>
現在、野外下の自然栽培はほとんどありません。
日光に当てずに菌を入れた細長い筒で、冷蔵庫で栽培されているので実質的には旬はないかもしれません。

 

・春菊
こちらも通年スーパーに並んでいるが、茎や葉がやわらかく、香り高いのは秋から冬にかけての11月~3月頃。
食べるのは冬だが、春に花を咲かせるため春菊と呼ばれます。
呼吸器系や胃腸の調子を整える成分を持ち、食べる風邪薬ともの呼ばれています。

<豆知恵>
春菊は鍋料理に欠かせない食材です。
味や成分もですが、やはり色どりの役割も重要。
加熱し過ぎると苦味が増すため、鍋物では後から投入する方が良いです。

 

風邪を引きにくい体を造り、冬を乗り切る

寒くなってきたとは言え、背中を丸めることなく近所をお散歩して四季を感じたり、筋力低下を防ぎ、基礎代謝を高めて風邪の予防をすることも大事なことですよ。

・緩歩(おしゃべりをしながら歩く速さ)
頭の働きを活発にすると言われています。

・平常歩(一般的な平らな道を歩く速さ)
個人差はあるでしょうが、一番気軽に歩けるスピードです。

・速歩(歩幅を広くして、サッサッと歩く)
全身を使って腕も大きく振り、健康増進に適した歩きです。

自分の身体をスパルタ気味に鍛えてビタミンCを摂取し、寒い冬を乗り切りましょう。

 

それでは、また。

仕入部 T

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