手足のカサカサ対策に!乾燥する季節の潤い補給♪

 

皆さんは、お肌の乾燥のトラブルはありませんか?

私は元々乾燥肌なので、冬のこの時期は一段と肌の乾燥が悩ましく感じます。
おまけに最近はコロナ感染予防のために、手洗いの回数も自然と多くなりがち。
ハンドクリームを何度も塗り直す毎日です。

これまで乾燥の悩みがなかった人でも、今年は指先がカサカサする…という事があるかもしれませんね。
そこで今回は乾燥を予防、緩和する食生活について考えてみましょう♪

1)冬こそ水分補給を忘れない!

まずポイントは「水分補給」。
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たくさん汗をかく夏は、熱中症予防のために意識的に水分補給をしていても、冬はつい忘れてしまうことがありますよね。

私たちの体は汗や尿など目に見える形だけでなく、皮膚の表面からも多くの水分が蒸発しています。
空気が乾いている冬は、実は知らず知らずのうちに体の水分が奪われていっているのです。
そのため、体に十分な水分が補給されていないと、体はどんどん乾燥していきます。
ペットボトルや携帯マグで水分を持ち歩くことは、夏だけでなく冬にも習慣付けたいものです。

水分補給のポイントは、喉の乾きを感じる前にこまめに飲む習慣を付けること。
「喉が渇いた〜!」となった時には、既にかなりの水分が減っていることになります。
一気に補給しても体の外に出ていってしまうので、ゴクゴクッと2口程度ずつ「ちょいちょい」飲むのがお勧めです。

こうやって定期的に補給する水分としては、利尿作用の高いコーヒーや緑茶ではなく、水や麦茶のようなノンカフェインのお茶が適しています。

そしてお酒を飲む人は、飲む時に水などのチェイサーを入れることも大切です。
私自身、お酒を飲む時に締めのお水しか飲まず、翌朝喉がカラカラになってしまった経験も…。
今は隣にチェイサーを置きながら飲むことで、不快な喉の渇きから解放されるようになりました。

様々なシーンで「喉が渇いた」と感じないように、コンスタントに水分補給を組み込んでいくことが大事ですね。

 

2)潤いを足す「ごま」パワー

食材のお勧めは「ごま」。
白、黒ともに皮膚に潤いを与える食べ物の代表格で、ツヤのある健康な髪にしてくれるとも言われています。
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ビタミンEと、その吸収を高める質の良い油を多く含んでいて、抗酸化作用もたっぷり♪
アンチエイジングにも良い食材です。
安価で保存もしやすい食材なので、ぜひ毎日の食卓に登場させて下さいね。

ただ、お店に行くと、いりごま、すりごま、練りごまなど、同じごまでもいくつかの種類があるので、「どれが良いのかな?」と迷う人もいると思います。

ごまの外側の殻はとても堅く、そのまま食べてもあまり吸収してくれません。
すりごまのように、殻を潰した状態の方がすんなりと体に入っていきますが、空気に触れる部分が大きいほど酸化も進みやすいのです。

理想は「極力粒のまま買って食べる時にすり潰す」という方法。
でも、もし「すりごまが使い勝手良く続けられそう」と感じたら、それでOKです。
ただし、長くても1ヶ月程度で使い切れるように、大入り袋は避けて購入するようにしましょう。
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体重を減らしたくてカロリーが気になるな…という人は、粒のままご飯にパラパラと。
そして口の中でごまの粒をなくすように、しっかり噛んで食べましょう。
粒がなくなるように噛むことでごまの潤い成分が吸収しやすくなりますし、自然に噛む回数が増えて食事全体の満腹感が上がりやすくなりますよ^ ^

私は、練りごまとはちみつを混ぜた「ごまハニー」が食べやすく、吸収も良いので気に入っています。
練りごまとはちみつを同量の比率で混ぜておけば、パンに塗って食べたり、醤油を加えてごま和えにするなど、和洋に応用できて便利です。

その他にも、サラダにはごまドレッシングをかける、しゃぶしゃぶにはごまダレを合わせる、おやつにはごませんべいを選ぶなど(笑)、あなたの生活に合わせたごまの取り入れ方を探してみて下さいね。
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3)良い血液で良い新陳代謝を

私たちの体は常に作り替えられています。
古くなった皮膚も、新しい潤った皮膚にスムーズに入れ替わることで、バリアも強くなり乾燥しにくくなります。
作り替え、つまり新陳代謝が滞りなくできるように、適度な運動に加えて身体の栄養を運ぶ血液の質を良くしておく事が基本です。

そのために肉や魚は赤身を、野菜は色の濃い物を意識して(^_-)

また身近な食材である牛乳も良質のたんぱく質を含み、健康な血液づくりに貢献します。
薬膳でも身体を潤わせる食材に挙げられている食材です。
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コツコツ習慣的にとることで乾燥しにくい健康な肌へ!
潤いのある肌に欠かせない「コラーゲン」もこれらの良質のたんぱく質が材料になっています。

卵は1日1個、牛乳は1日1杯を目安に、毎日少しずつ食卓に加えるようにしていきましょう。

牛乳が苦手な人はヨーグルトでも構いませんが、タイミングを決めておかないとついつい忘れてしまいがち。
「朝食の時に牛乳を飲む」「夜のデザートにヨーグルトを食べる」など、基本的なとり方を決めておくと習慣付きやすくなります。

 

4)辛い物にご注意!

身体を温める力が強いスパイスなどの香辛料。
寒いと多めにかけてしまいがちですが、この使い過ぎにはご注意!
温める力が強い=身体の水分を蒸発させる、という作用があるため、乾燥がひどい時には量の加減が重要です。

特にドライタイプの胡椒や唐辛子は、少量でも力が強いのでパパッと一振りを控えめに。
前回「冷えを解消」の項でもお話しましたが、「ヒリヒリしない」を目安にしたいですね。
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乾燥を気にしつつ体を温めたい時には、香辛料の中でも水分を含む「おろし生姜」「おろしにんにく」が、効果がマイルドで安心なチョイスです。
チューブの物ならドライの香辛料同様に手軽に使えるので、1本買い置きして仕上げのスパイスとして料理に添えるのも良いでしょう。
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いかがでしたか?
乾燥を防ぐというと、特別な食材を思い浮かべた人もいるかもしれませんが、ポイントは意外と身近にあるもの。

ただ体の状態に合わせて、いかに「コンスタント」に補給できるかがキーです!
外側からケアするハンドクリームやボディローションだけではなく、身体の中もこまめにお手入れして、身体も心も潤わせていきましょう♪

エミ

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