子育て中のワーキングママ栄養士が伝える!’子育てしながら安心して働ける給食会社とは’

現代、女性の働き方は 結婚・出産・育児 とライフスタイルと共に変化していきます。
変化に合わせて働き方を考える中で、仕事と子育てを両立させたいと思う人は多いと思います。

とはいえ、思うように両立できず、休憩時間も働かないと時間内に仕事が終わらない・・・。残業したくてもできない・・・。
仕事が終わってもその後のお迎え、夕食、お風呂や寝かしつけなど休む間がないなど、現実はなかなかうまくいかず辛い思いをしている女性はたくさんいらっしゃいます。

今回は、給食会社で実際に働いている子育て中のワーキングママ栄養士が感じた、安心して働ける環境がある給食会社についてお伝えしていきたいと思います。

まず、仕事と子育てを両立させる為には様々な問題があります。
基本的にその問題について、給食会社も他の業種も大きくは変わらないと思います。
ですので、給食会社でも主な問題は次の2つになります。

問題1
正社員として責任のある立場に就いている場合、子どもの病気や行事などで急に会社を休めない。
特に調理師や栄養士など、専門的なポジションに就いている方は尚更です。

問題2
正社員の場合一日の拘束時間が長いため、子供との時間が作れないことや仕事と家事の両立が難しい。

このような問題に対して、給食会社では次の3点の取り組みが実際に行われていました。

取り組み その1・・・「緊急時のバックアップ体制を整えている」

子どもの急な体調不良や行事参加など、休みたい時に有給休暇が取りやすいのは『緊急時のバックアップ体制』がしっかり整っている証拠!

各食堂の調理スタッフや栄養士、本社スタッフのスケジュールが管理されていて、緊急時には対応可能なスタッフを派遣していました。

これから子育てを考えている方も安心して仕事と子育ての両立ができると思います。

 

取り組み その2・・・「時短制度がある」

6時間の労働時間を超える従業員の場合、ライフスタイルに合わせて1時間から2時間の勤務時間の短縮ができます。

当然ですが、子育てのための時短勤務は法律でちゃんと定められています。
勤務時間をコントロールできることは、子育て中のママには大変ありがたいことです。

ただ、会社としては時短分、労働力が減ることになります。
給食会社だと厨房スタッフが時短勤務となる場合、当然他のスタッフの作業量が増える事になります。

そういった場合、基本的に時短をしたスタッフ分の労務費も減っているので、もう少し収入を得たいパート従業員の勤務時間を延ばし、浮いた分の労務費をあてていました。

他にも、時短した条件にあった職場に配置転換をして対応もしていました。

 

取り組み その3・・・「子育てと仕事の支援に前向き」

給食会社で働く栄養士、調理補助スタッフは概ね女性の方です。
特に調理補助スタッフは社内で最も人数が多い職種なので、必然的に給食会社は女性の従業員数が多くなります。
ですので、子育てをしながら働く方も比較的多いように感じます。
そういった環境だからか、会社も子育てする従業員が抱える問題に前向きに対応してくれました。

更に同じ部署や食堂の中でも育児経験者も多いので、子育てに理解があります。
実際、私も仕事の面はもちろんですが、育児の悩みなど職場の上司や同僚にも相談でき、様々な面から周りの方々にサポートしていただいています。

先述した緊急時のフォローや時短勤務をしていただくにしても、周りの方の理解があるかないかで、その対応が大きく変わってきます。
やはり会社だけではなく、周りの方の理解度が高いことも重要だと感じました。

さて、いかがでしたか?
今回は、子育て中のワーキングママ栄養士の目線から感じた子育てをしながら安心して働ける環境がある給食会社についてお話ししてきました。

仕事と子育ての両立はとても難しく一筋縄ではいかないのが現状です。

ただ、一度正社員を離れると同じポジションに戻るのは中々難しいのが現状です。
会社側も子育てママへの勤務体制を考えて従業員の働きやすさに注目して運営しております。

今まで培ってきた仕事の経験と子育ての両立を諦めるのではなく、自分のできる範囲で会社に貢献してくのはいかがでしょうか。

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