
記録続きの猛暑が続いた今年の夏。
食欲が落ちて体重も落ちていませんか?
夏場に体重が落ちてラッキーと思う方もいるかもしれませんが、食欲減による体重減少は筋肉量が減っている可能性大。
安心して急に食べる量を増やすと、秋に大きくリバウンドすることになり兼ねません。
落ちた体重を良い状態で維持するために、カロリーが低く手に入りやすいきのこ類がお勧め。
年中出回っていますが、本来の旬は秋であり、これからの時期の体調管理にも良いと言われています。
あらゆる食材が値上がりする中で、比較的価格が落ち着いているのも嬉しい点ですね。
きのこ類の特徴としては、低カロリーで食物繊維が多く、エネルギーを使う時に必要なビタミンB群が多いこと。
また限られた食材にしか含まれないビタミンDも摂ることができます。
ただ、きのこ類の中でも種類によって若干栄養価の違いが…。
いくつかピックアップして、その特徴を考えてみましょう。
まずは「えのき」。
スーパーだけでなく、コンビニやドラッグストアの一角にも置いてあることが多く、特に身近な食材でしょう。
あまり栄養価が高くないように見えるかもしれませんが、実はきのこ類の中でもビタミンB1や代謝に欠かせないナイアシンが多く含まれています。
糖質を燃やすのに重要な栄養素なので、ご飯が好きな方に向いています。
また貧血予防に大切な鉄分も多く、体力アップに最適です。
石づきも取り除きやすく処理しやすいので、焼きそばやスープに、たっぷり加えてみてはいかがでしょうか?
料理をあまりしない方は、えのきの加工品である「なめたけ」を使うと便利です。
そのままご飯のお供にできますし、大根おろしやほうれん草などと和えて、手軽に1品を作ることもできます。
手作りの副菜としてのお勧めは、えのきをメインにしたレンジでできる煮浸し。
3cm程度に切って耐熱皿に乗せ、めんつゆをスプーン1杯入れてラップをかけて1分半加熱するだけ。
同じく火が通りやすいニラも一緒に加えれば、彩りがアップ!
えのきだけでは不足しているビタミンAやビタミンCなどを補うこともできます。
脂っこい洋食を食べる時にはマッシュルームがお勧め。
脂肪を燃やす時に必要なビタミンB2が多く、消費を促してくれます。
肉の値上がりでひき肉料理が増えている方は、ぜひマッシュルームもセットにして。
ハンバーグなら、マッシュルームを加えたトマトソースやデミグラスソースをかけたり、ミートローフの中に練り込んだりするのも良いですね。
パスタにかける市販のミートソースはマッシュルーム入りを選ぶか、マッシュルーム缶を足すのがお勧めです。
カレーやシチューなどのルウを使った料理も油が多いため、マッシュルームを加えて代謝アップを図りましょう。
そして、代謝を促すビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシンが圧倒的に多いのは「ひらたけ」。
あまり馴染みがないかもしれませんが、スーパーでも時々目にするきのこです。
ビタミンB1、ビタミンB2の推奨量は男性30~49歳が一番多く、ビタミンB1は1.2mg、ビタミンB2は1.7mgとされています。
ひらたけ100gのビタミンB1、ビタミンB2は、共に0.4mg。
1日の4分の1~3分の1に相当する量が含まれているのです。
また、ナイアシンは100gで11.0mgと女性の推奨量をほぼ補えてしまうほど。
しっかり食べてしっかり消費していくために、ひらたけを見かけたらぜひ手に取ってみて下さいね。
ひらたけは厚みがあって香りも良いため、刻んで何かに混ぜるのではなく、素材を味わう食べ方がお勧めです。
麺類にはかき揚げが添えられることが多いですが、ここでひらたけを使えば麺類の糖質や天ぷらの油を消費する力を高めることができますね。
また、グリルすることで、より香りが出て素材の味が引き立ちます。
ラー油や醤油などをかけて、シンプルで美味しくヘルシーにお召し上がり下さい。
最後に、買い置きしやすい「きくらげ」も、習慣的に食べたい食材。
不足がちなビタミン Dと食物繊維の含有量は、きのこの中でもトップクラスです。
ただし、ビタミンB群は多くないため、豚肉や卵と一緒に食べるとベター。
豚肉を使った八宝菜、卵ときくらげのスープ、ハムや卵を加えた和え物など、上手に組み合わせ、体力を落とさずに体重コントロールして下さいね。
猛暑のピークが過ぎても、まだまだ暑い季節は続いていきそうな様子。
色々なきのこを積極的に食べて、残暑も元気にリバウンドなく過ごしていきましょう。
エミ