社員食堂を導入すべきか迷っている企業様へ、社員食堂を導入するメリットとは

現在、社員食堂のない企業様のなかには、「社員食堂を導入したいが、コストに見合うメリットが見出せない」と、社員食堂の検討に二の足を踏んでいる企業様もいらっしゃるのではないでしょうか?

我々営業開発部は基本的に、食堂をすでに持っている法人様(一般企業、社会福祉法人等)をメインターゲットに営業させて頂いております。
その為、日々の営業活動では”社員食堂をお持ちではない企業様”と、お話する機会はそれほど多くはありません。
今回の記事はあえて社員食堂のない企業様について書かせて頂きます。

社員食堂のない企業様とは、私どもケイ・エフ・ケイのホームページのお問い合わせフォームから直接お問合せを受けたのがきっかけで商談となりました。

社員食堂をお持ちではない企業様からのご相談で多いのは、

本社移転の為、食堂を設ける話が浮上した
社屋の改修工事を行い、建物を一新する過程で新たに食堂を設ける事になった」等、

他の施設の移転改築にあわせて社員食堂の新設を考えている、というものです。

そうしたご相談で我々営業マンが必ず聞かれることは、「社員食堂導入のメリット」です。
以前“委託業者を使うメリット”という内容の記事を書かせていただきましたが、今回は現在食堂をお持ちでない企業様に向けて“社員食堂を設けるメリット”をご紹介させて頂きたいと思います。

 

●福利厚生を充実させる事により会社の“売り”が出来る

お客様との商談の際に、「従業員からの社員食堂を導入希望の声が多くなってきているから検討をはじめた」というお話を受けることが増えました。
社員食堂をはじめとする福利厚生の充実がその会社のアピールポイントとなり、新卒の学生を採用する際に大きな武器にもなります。

私事ですが学生時代、就職活動の際に「福利厚生の充実した企業」を選ぶ理由にしていたのを、この原稿を書きながら思い出しました。
数年後にまさか自分が福利厚生を充実させる側の手助けをする仕事に就くことになろうとは、当時は想像できませんでした。

 

●従業員に満足感溢れる“余暇”を提供出来る

ランチタイム」はお食事で栄養も補給するだけでなく、午後への勤務に向け気分転換も行う大切な休憩時間でもあります。
そのランチタイムを充実したものにすることには下記の様なメリットが考えられます。

1.外食よりも安価で提供、休憩時間の充実

移動も気分転換になって良い」と思われる従業員もいらっしゃるかもしれませんが、たとえば毎日食べる昼食が外食ばかりになってしまうと、栄養バランスが偏るだけでなく、出費も増えてしまいます。
また、昼食を食べに行くための外出で時間を取られるため、満足のいく休憩時間にならないこともあるかもしれません。

2.従業員同士のコミュニケーション促進

同じ職場で働く従業員同士、仲が良いに越した事はありません。
私の経験からいって、就業中の従業員同士は各自業務に追われ、なかなか会話が出来ない状態になってしまいます。

従業員同士で話す他愛もない会話は大切な余暇の一つです。
社員食堂を設ける事で従業員同士のコミュニケーションの場を提供する事が出来ます。
会話の機会も増え、従業員同士の絆も深くなり良い関係性が築ける事で、職場の一体感に繋がるのではないでしょうか。

 

●健康管理も出来てしまう

社員食堂へのイメージを挙げてもらうと、「ワンコインで食べられる」、「全体的に量が凄そう」、「安いからジャンクフードみたいな物が出てきそう」、「野菜類が全然入っていなさそう」、「メニューが少なく、限られていそう」といった“ネガティブ”な意見も寄せられる事もあります。

実際そんな事はありません。

社員食堂のメニューは管理栄養士の経験や知識に基づいた栄養バランスをしっかり考えて作られたメニューなのです。

社員食堂での栄養バランスの取れた御食事の提供は、従業員の健康と栄養管理の手助けにもなります。
メニューが少ない、野菜が入っていない、と言うのも誤解です。
おそらく、そういったイメージは一昔前の社員食堂のものではないでしょうか。
現在、ケイ・エフ・ケイの既存事業所では健康志向のお客様の意向で、メタボ対策メニューや野菜や魚を使ったヘルシーで低カロリーのメニュー、減塩に拘ったメニュー等を実施しております。

実際にケイ・エフ・ケイが提供しているヘルシーメニューにご興味がございましたら、過去の記事「社員食堂で従業員を健康に」をご覧になって下さい。

このように社員食堂では、健康促進を促すメニューが多く取り入れられております。
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●運営方法の種類

運営方法には大きく分けて2種類の形式があります。

  • 会社が調理師や栄養士を直接雇用し運営する“直営”と呼ばれる方法
  • ケイ・エフ・ケイの様な給食業者へ労務管理や安全衛生管理、その他の社員食堂に係る業務全般を委託する“外部委託”と呼ばれる方法があります。

中には社内に福利厚生部門専用の会社を立ち上げ、食堂を運営している企業様も存在しております。

上記の運営方法や提供方法に関しては以前に投稿した記事、
社員食堂の運営について」を参照して下さい。

 

●メリットもあればデメリットもある

上記で記載した通り、福利厚生充実の一環としての社員食堂導入は、社員の満足度・会社のセールスポイント・社員の健康管理の促進といったメリットと同時に、デメリットが存在します。
いくつか事例を挙げますと、

・諸段階での出費

  1. 施設内の厨房工事費(空調設備・水道設備・食堂内装等)
  2. 厨房の調理器具・調理機械・喫食する為の食器等 一式

上記の初期投資に多くの費用と予算が掛かってしまう事。

・委託・直営のどちらで運営したとしてもそれなりの費用は掛かってしまう

  1. 委託の場合、委託会社への委託費
  2. 直営の場合、雇用の人件費や従業員の募集費

他にも調理器具や機械等が故障・破損した際の修繕費等、社員食堂を運営し続ける為には“ランニングコスト”がどうしても発生してしまうのです。

 

誰でも「出来る事ならなるべく低コストで抑えたい」と考えます。
実際、社員食堂には少なくない導入コストがかかってしまうものです。
ですが社員食堂にかけたコスト以上に価値を高めることで、コストはムダではなくなります。
私たちケイ・エフ・ケイはそのお手伝いをするために社員一同努力しております。

これから社員食堂の導入を検討されている企業様。それから外部委託をお考えになられている企業様。
創業以来、食中毒事故ゼロの株式会社ケイ・エフ・ケイへ、是非ともご相談頂ければと思っております。
外部委託のコストとご予算のご相談。運営形態の選定のお悩み。
その他よく分からない部分へのご質問や些細なご相談まで、ケイ・エフ・ケイの担当営業マンが全力でサポートさせて頂きます。

この記事を読んで頂けた企業様が、“社員食堂の導入”に少しでも興味を持って頂けたら幸いです。

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