ご飯をにぎれば、それでいいんじゃない?
基本は三角形・丸型・俵型が代表的な形があり、昔懐かしい焼きおにぎりや炊き込みおむすびがありますが、今では新しい棒型のおにぎり等があり、第二事業部(福祉事業部)では今回のテーマ春の行楽弁当でおにぎりを入れた調理技術コンテストを実施しました。
老人福祉施設・障害施設・保育園店舗の30事業所の責任者の方々で金賞・銀賞・銅賞と投票で決めたベスト3の献立です。
A 福祉老人施設 責任者調理師
献立名:春が来ましたおにぎり弁当
- タコのおにぎり
- 梅おかかおにぎり
- 大豆とひじきおにぎり
- 出し巻玉子
- チョウチョはんぺん
- 菜の花ブーケ
- 桜グラッセ
- レモン釜フルーツ3色白玉
B 保育園施設 責任者栄養士
献立名:トトロの森おにぎり弁当
- トトロおにぎり
- 真っ黒クロスケ
- カニの玉子焼き
- どんぐりウィンナー
- チキン磯部巻焼き
- 星人参
- さくらんぼトマト
C 福祉老人施設 責任者調理師
献立名:水族館おにぎり弁当
- ペンギンおにぎり
- カニおにぎり
- かめおにぎり
- サンゴ(うずら・ままぼこ・ウィンナー・トマト等)
- 岩ハンバーグ
3種パターンのおにぎり、思った型になりません?
<三角型>
おにぎりといえば、まずは思い浮かぶのがこの形。
三角形の頂点からがぶりと口の中に入れるので食べやすいのもピカイチです。
合理派好みのおにぎりです。
最初にお茶碗の中でご飯をまとめて、粗熱を取ってから手の平で形にします。
<丸型>
三角型が苦手な人は、丸くするのをおすすめ。
球型のほうがより優しいので初心者向けです。
球型は手の平の上で、クルクル転がしながら仕上げるときれいに出来ます。
<俵型>
この型が出来るようになると、おにぎりが品よく見え幅が広がった感じがします。
小さく俵の形ににぎった方が、食べやすくより上品にしあがります。
基本はおにぎり1個にご飯はどれだけ必要?
おにぎりの出来の良しあしは、にぎる前にといっても良いほどです。
ご飯は少し硬めに炊き、必ず温かい内ににぎります。
ご飯はお茶碗に入れて分量を見ましょう。
米3カップ(3合)でお茶碗9杯分です。
冷たいご飯はまとまりにくく美味しく出来ません。
残りご飯でやむを得ず作る場合は一度蒸すか電子レンジで温めてからにぎります。
エンボス手袋やサランラップでにぎると衛生面で食中毒予防になり良いと思います。
福祉施設(老人施設)ではお客様の目の前でお好みの具材(鮭・梅・いくら・タラコ等)をおにぎりで食べて頂いたところ、ペロリと3個・4個を食べてしまい喜んで頂きました。
調理師さんが目の前でにぎった作りたてのおにぎりは美味しいと大好評でした。
今後もお客様の前で実演のイベント食【握り寿司・揚げたて天ぷら・魚の解体・そば打ち等】をお客様より【今日のお料理は美味しいね】とお言葉を頂けるように致します。