あなたの会社の社員食堂は本当によくやっていますか?

 

企業の社員食堂のご担当者様から「現在の給食会社さんの運営に満足している」という声をよく聞きます。

他には「社員食堂の運営、特に大きな問題はないから」「長年、よくやってくれている」ともよく耳にするフレーズです。
食中毒事故や労働災害といった事故が起きるのは論外ですが、給食会社の営業目線では、企業様が社員食堂運営に対して課しているハードルが低いように見えます。
その傾向は長年、ひとつの給食会社と契約を続けている企業様に強いようです。

確かに、無事故運営かつ普段のお食事が滞りなく提供されていれば、社員食堂として問題はないといえるでしょう。
しかしながら、他企業の社員食堂と今提供されているサービスを比較したときに、本当にいい社員食堂といえるでしょうか?

これから人手不足がますます進行していきます。
人事採用の苦戦も予測されています。
こうした売り手市場において、給与面に加えて、働く環境面が重視されます。
充実した社員食堂が選ばれる要因のひとつになるのです。

 

就職活動をしている学生は、面接を受ける企業様の情報をネットで収集します。
当然、社員食堂についても調べます

社員食堂を持っていない企業様、あるいは、社員食堂がパッとしない企業様よりも、社員食堂が充実している企業様が選ばれるという可能性もあるでしょう。
なぜなら社員食堂の充実は、福利厚生を厚くしている…言い換えれば、社員のことを大事にしている会社という評価になるからです。

こういった観点から、社員食堂を企業資産として活用して、採用や人材定着につなげていくという考え方になった場合、イチ企業様だけで社員食堂を評価するのではなく、他の企業様の社員食堂との比較対象となります。
これまでの「まあまあ良くやってくれている」という評価で下げていたハードルを、上げざるを得なくなっているのです。

長年のお付き合いしてきた会社様を見直すのは、なかなか難しいことかもしれません。
しかし、長年委託している間に、現在お支払いしている金額に見合っていないサービスになっていることも十分に考えうることです。

たとえば「ヘルシーメニュー」対応。
古い契約の社員食堂ですとヘルシーメニューが反映されていないお食事が提供されていないケースを見受けられます。
あるいは、喫食率・利用率が頭打ちで推移しているのを安定ととらえるか、マンネリととらえるかで評価は変わるでしょう。

つまり、現在の社員食堂の運営が、無事故で大きな問題がないからといって、今、お支払いしている金額に見合ったサービスとはいえない可能性があるということになります。

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とはいえ、社員食堂のご担当者が、現在の社員食堂の運営が良いか悪いのか評価するのは難しいかもしれません。
従業員様にアンケートを取ったり、契約書を出して精査したり、実際の料理を毎日チェックしたり、本格的にチェックをする必要があるからです。

しかし、簡単に今のサービスが現在の社員食堂運営に見合うものかどうかチェックするポイントがあります。

  • ①献立と料理が数年間変わっていない
  • ②新作のイベントメニューが行われていない
  • ③給食会社の本社スタッフの巡回がない

この3点の「ない」に心当たりがあるようなら、黄色信号が点灯していると見て差し支えないでしょう。
現在の社員食堂の運営は今の基準に見合っていないものである可能性があります。

 

もし、自社の社員食堂に対してこの3点でひっかかるものを感じたなら、社員食堂の運営を見直すことを考えてもいいかもしれません。

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