―本日はお忙しところ、ありがとうございます。
今日は社会福祉法人光友会 藤沢市太陽の家(心身障害者福祉センター)様で栄養士業務をしていらっしゃいます、松田様にお話をお伺いしたいと思います。
よろしくお願い致します。
(松田)よろしくお願い致します。
なかなか調理員さんが安定してくれない
―太陽の家様の給食委託をさせていただいて10年以上経ちますが、ケイ・エフ・ケイに切り替えを検討されたきっかけというのは何だったのでしょうか?
(松田)はい、以前はこちらの施設がもともと市の施設という事がありまして、市の方で運営していたんですけれども、そこから光友会の方で指定管理という事で業務委託を受けたという経緯があります。
そこで調理員さんの確保・・・ですかね。
やはり忙しかったり、条件が色々大変だという事もあるのか、なかなか調理員さんが安定してくれず、いつもいつも確保出来ないとか、そういった経緯があったらしくて、それがそもそものきっかけと聞いています。
あとやはり、なかなか自分たちでは出来ないといいますか、やはり専門の業者さんにお任せしたことで、いい影響というか質の良い食事環境。
そういう提供が出来るということが目的とであったと聞いています。
―私共ケイ・エフ・ケイをお選び頂いた理由やポイントというのがありましたら、お聞かせください。
(松田)最初に切り替えを検討したきっかけという事でお話ししました通り、やはり職員体制の維持ということで、常に必要な人数の調理員さんが確保出来るということ。
あとは一定水準以上のお料理の内容ですね。
それからケイ・エフ・ケイさんの福祉関係での実績。
と、いうことで選ばせて頂いたと聞いております。
「食材の種類が増えた」「常に厨房をキレイに扱って頂ける」
―では、実際ケイ・エフ・ケイのサービスを導入されてみていかがでしょうか?
(松田)そうですね。一番感じるのは、種類ですね。
食材の種類がとにかく増えたということが一番うれしかった、と言いますか・・・。
それまでは利用者さんの安全を考えるということで、例えば魚なんかは大型の魚、いわゆるカジキ(マグロ)とか、それしかなかったんです、実は私が入社した時は。
本当に安全ということで骨がまぎれないという意味で。
あと、皮を剥がして提供しやすいということで。
だから現在も骨なし、皮なしということで利用者さんには提供するんですけど、(委託前は)それが小骨とかが絶対に入りえないと思われるカジキ(マグロ)とかを常に提供していたので、メニューも偏ってしまうというか、カジキマクロの何とか―、カジキマクロのカレー焼き、とか。
―魚の種類がどうしても同じになってしまうような・・・。
(松田)そうなんです。魚はそれしかないということだったので、それなりに色々味付けは工夫していたんですけれども、やはりなかなか発展しないというか、飽きてしまうというか・・・。
意外とカジキ(マグロ)ってパサつくことが多い魚なので、その辺も・・・。しかも高いし!(笑)そういったこともあったんですけれども、委託をお願いすることになってからは、少しずつ魚の数が増えていきまして、今は安定してもう毎週、週に1回は必ずお魚のメニューを出すのですが、4週あったら4種類の魚を必ず色んな違う味付けでお出しできる、というふうになってきましたので、そこが私は一番うれしく、本っ当にそこが一番うれしいですね。
あとは、本当は自分達でもやらなければいけないことだったんですけれでも、常に厨房を、とにかくキレイに扱って頂けるんですよね。
それがホンットにありがたくて、定期的に週に何曜日には何をするとかね、月に何回何をするとかというのを(厨房スタッフの)チーフさんが決めて、掃除とか、すごく衛生管理に気を付けて下さっているので、もちろんケイ・エフ・ケイさんの衛生検査も定期的にやって頂いてますし、あとはこちら側の・・・、例えば保健所からのとか、あとは厨房の機器を入れ替える時の業者さんが入られた時もいつも褒めて頂けるんです、本当に。
すごくキレイに使っていただいてるとか、そういうふうには言ってくださるので、それはケイ・エフ・ケイさんのおかげだな、って思っています。
建物自体がすごく古い施設なので、建築以来使い続けてる厨房機器も多いんです。
ですけど、見ていただけると分かるかもしれませんが、すごくキレイに磨いてくださって、とてももう30年以上経ってるとは思えないような、ホンットにキレイに使っていただいているんです。
でも実際は中身を見ると、もうモーターが悪くなっているとか、部品が・・・。
そちらは仕方がない、経年と共にということなんですけれども、見た目はすごくキレイに、ホンットにキレイだと思い、誇れる厨房だと思っています。
そこがすごく、良かったなと思うところです!
―ありがとうございます!
今の一番の課題は摂食、嚥下(えんげ)困難な方への食事提供
―それでは、今後ケイ・エフ・ケイに期待されるという事が何かありましたら、お願い致します。
(松田)今、こちらの施設では、ちょっと課題として考えていることがありまして、それが摂食、とか嚥下困難児とかの利用者さんですね。
藤の実学園(※1)の方では年々高齢化が進みますし、しいの実学園(※2)の方では摂食訓練を兼ねた、そういう食事の提供がやっぱり求められているようなんです。
で、それに対応することが急務と言いますか、今の一番の私共の課題でして、それに少しずつ力を入れていこうという方向を考えています。
ということで、そうですね・・・、やはり私もいち施設の職員ですので、日々の業務でなかなか外には出ていけないとか、まあ勉強不足のところももちろんあるんですけれども、その辺は経験のあるケイ・エフ・ケイさんに教えをいただきながらと言いますか、情報の共有をさせていただいて・・・。
新しいことを始めるというのは調理員さんにとってちょっと違う事を始めていただくことになりますので大変なこともあるんですけれども、一緒に共有しながら、勉強しながら、協力をしていただければなぁ・・・。と、そこがお願いしたいところです。
(※1)藤の実学園・・・主に養護学校等を卒業した18歳以上の知的障害がある方の生活介護事業所。
(※2)しいの実学園・・・3歳から6歳までの就学前のお子様の支援を行う児童発達支援センター。
―最後に、ケイ・エフ・ケイのサービスはどういった業種や、企業様に向いていると思われますか?
(松田)他にと言いますか、私共がやっぱり福祉関係の施設ですので・・・。
もう既にノウハウもたくさんお持ちだと思うんですけれども、やはり老人に対してもそうですし、お子さんに関してもやはり摂食、嚥下(困難な方たちへ)の提供・・・、ですかね。
その辺を一緒にやっていきたいという意味では、やっぱり福祉関係・・・。
―やはり同業種の・・・?
(松田)そうですね。そういう意味では、福祉関係に力を・・・。
私にも、メリットがありますし(笑)。
ということで、福祉関係の方でぜひ力を入れてもらえるかなぁ、と思います。
―本日は本当にどうもありがとうございました!
(松田)ありがとうございました。
※内容・情報は取材当時のものです。