どこの給食会社に相談すべき?給食担当者が最初に読むべき記事

 

企業や法人の給食担当者とお話しをしていると、どこの給食会社に相談すればいいのかわからない、ホームページではどこの給食会社も同じように見える、という声を聞くことがあります。
給食担当者であっても、給食会社や給食業界に詳しい人はそれほど多くいません。
なぜなら、給食を見直す機会は数年に一度といったスパンで実施されるものであり、実際に経験をした人が少ない上、引継ぎがなされていないことも多いからです。

また、数年に一度の頻度では、その間に給食業界やトレンドが変化しています。
企業や法人が給食に求めるニーズも変わっているはずです。
前回の切り替えとは条件が変化しているため、前任者から引継ぎがなされていても、そのまま使えないことが多いのです。

給食会社を検討する際には、漠然とネットで調べるのではなく、まず、どのような給食(食事/食堂)にしたいのか、あるいは現状の運営はどうなっているのか、まとめるべきです。
それから給食会社を探すべきです。

ネットで給食会社を検索すると、多くの会社が結果に出てきます。
目立つのは全国規模で運営をしている大手給食会社です。
ただ、そこで安易に大手の給食会社にお任せするというのは、どうなのでしょうか?

大手の運営システムは非常に優れています。
しかしながら、例えば手作り感のあるお食事を提供していた食堂に、大手給食会社が得意とするシステマチックな統一メニューの給食がハマるかといえば、疑問が残ります。
また、大手給食会社は食材ルートを独自に持っているため、従来使っていた食材を使えなくなるというデメリットがあります。
そういった場合、新鮮な野菜から、工場で加工されたカット野菜への変更を余儀なくされることもあるようです。

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ですから、ネットで給食会社を探す際には、ざっくり「給食会社」で調べるのではなく、切り替え検討している事業所、施設のある地域に本社を構えている給食会社、手作り感を売りにしている給食会社、小規模の事業所の実績がある給食会社を狙って調べてみてはいかがでしょうか。

あるいは、手作り、小規模、美味しいなどの要望を検索ワードに入れるのもいいかもしれません。
また、地域の給食会社なら営業マンが訪ねてくる機会もあるでしょう。
その際に、名刺を預かるだけではなく、今の食堂の課題を相談してみるのもいいかもしれません。

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