栄養士がおしえる賞味期限と消費期限の違い

知っていますか??

いつも皆さんが食べている食品にはすべて食品の期限表記があることを。
普段、何気なく見ることはあると思いますが、すべての加工食品には賞味期限と消費期限の記載があります。
その違いを考えたことはあるでしょうか。

今回は食品の期限表記についてお話ししたいと思います。

まず、
賞味期限(Best-before)
・・・美味しく食べることができる時期です。

期限が過ぎた=腐ったではありません。
期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるという事ではありません。

例えば、カップ麺やスナック菓子、缶詰など比較的に劣化が遅いもの。

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表示方法は、3カ月を超えるものは年月で表示。
3カ月以内のものは年月日で表示されます。

 

消費期限(Use-by date)
・・期限を過ぎたら食べない方が良いのです。

例えば、サンドイッチや弁当、総菜など食品がすぐに傷みやすいもの。
物によっては、お腹を壊す可能性もあります。

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表示方法は、年月日で表示されます。

※一度開封した食品は、表示されている期限に限らず早めに食べるようにしましょう!!

 

意外と知らない?期限表記がない食品もあるんです!!

特に長期保存が可能なものには賞味期限を省略することがでます。
どんなものがあるかというと・・・

*アイスクリーム *昆布 *砂糖 *塩 *はちみつ
*ガム *泡盛 *ウィスキー *梅干し

これらは、冷凍-18℃以下ですと微生物が増加しないことや長期保存しても品質に変化がないことから、期限表記の義務がないんです。

他にも野菜・果物・肉・魚介類・パンなど表記義務がないものもあります。
ただ、記載がないからといって、長持ちするものではありません。
必ず食べる前には匂い・品質を確認してから食べるようにしましょう。

買い物する際に気を付けることとして、
・今日食べるものなのに、つい期限が長いものを手に取っていませんか?
・まだ期限があるからと食べずに、いつの間にか期限が過ぎていた!という事もありますよね。

これらが廃棄になってロスになってしまうともったいないですよね。
ロスを減らして家計にも無駄のないお買い物を心がけてみてはいかがでしょうか。

 

最後にもう一度、

一度開封した食品は、表示されている期限に限らず早めに食べるようにしましょう!!

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